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あかね工場点描

 「あかねグラノラ」の工場は小さな集落の中に、それと比べると大きな面積を占めている工場があります。南北九州のほぼど真ん中で自然豊かな丘陵地にあり四季折々の変化が楽しめます。春先はウグイスなど鳥の声が一番うるさいという静かな集落です。残念ながら私を始め誰もこの集落の出身者ではありません。知り合いもいない集落の中に工場は始まりました。

 今日は、「春すぎて夏来にけらし…」、いよいよ5月も終わり6月となるこの時期の工場内自然の点描報告です。

玄関付近にもう花の盛りも終わりかけているのはツツジです。この工場が20年前に移転した時にお祝いに戴いたもの。毎年春を華やかに告げてくれます。

工場玄関横ではすっかり花が散ってしまいましたが、垣根の近くには未だ盛りの花が見つけられました。

工場の裏に回ると栗の花と琵琶の実が身を寄せ合っているのを見つけました。

栗の巨木と琵琶の木が肩せあって夏に向かって準備中です。

意外とじっくりと見たことが無いのが栗の花です。

琵琶はもうすぐ食べられそうな雰囲気ですが、我社では誰も食べない間に鳥の餌になる事も多いのです。栗も落ちて慌てて拾ったりするのが恒例になっています。

我社で収穫する木の実は勿論すべて、無農薬、無肥料、無手入れ…つまり放置していて天の恵みを戴くだけです。(笑)

栗の花が咲き始めるとミツバチたちも仕事が活発に始まります。工場のあまり人が近寄らない片隅で活発に活動を始めています。

夏が終わって春が来るまではミツバチの世話も必要です。餌となる砂糖をあげたり、雨や風に晒されないように、時にはスズメバチの襲撃で油断すると全滅の恐れもあります。今から本当に頼もしい活動が始まります。

今年はどのくらいの蜜を集めてくれるか楽しみです。採取した蜜を皆さんにお分けして喜んで貰える日が来るのを楽しみにミツバチたちが働きます。

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